領収書 — 但し書き・収入印紙・簡易インボイスを整える
開く場所帳票の編集画面
領収書は、入金済みの請求書から内容を引き継いで作り、但し書きと簡易インボイスの表記を「領収書の体裁」で整えます。収入印紙の欄と印紙税額は金額に応じて紙面に自動で出ます。所要時間は 2 分です。
1. 入金済みの請求書から領収書を作る
- 「帳票一覧」で、状態が「入金済」の請求書の行にある「領収書」を押します(下書き・送付済の行には出ません)。
- 「領収書の下書きを作成しました」と表示され、宛先・明細・金額を引き継いだ領収書の編集画面が開けば完了です。
ヒント: 請求書を経ずに作るときは、左メニューの「領収書を作成」から白紙で始めるか、編集中の帳票の「変換…」で領収書を選びます。
2. 但し書きを入れる
- 編集画面の「領収書の体裁」にある「但し書き」(図の①)に、代金の内容を入力します。入力欄を押すと『お品代として』『Webサイト制作費として』などの候補が出るので、選んで書き換えてもかまいません。
- 右側のプレビューで、件名の下に入力した但し書きが表示されれば完了です。

図1: ①但し書きは件名の下に印字されます。②簡易インボイスにする時はここにチェックを入れます。
3. 収入印紙の欄を確かめる
- 税抜の合計が 5 万円以上になると、プレビューの領収金額の右に「収入印紙」の欄が出て、必要な印紙税額(税抜 100 万円までは 200 円、200 万円までは 400 円のように段階的)が印字されます。
- 紙で渡す場合は、印刷後にこの欄へ印紙を貼ります。5 万円未満なら欄は出ません。欄と金額がプレビューに表示されていれば確認は完了です。
重要: 判定は消費税を区分記載した税抜の金額で行います。印紙税の要否や、電子(PDF)で交付する場合の扱いは、税理士または税務署に確認してください。
4. 簡易インボイスとして宛名を省く
- 「領収書の体裁」の「適格簡易請求書として交付先名称を省略する」(図の②)にチェックを入れます。
- プレビューの明細の下に「適格簡易請求書(交付先名称の記載を省略)」と表示され、インボイスのセルフチェックから宛先の項目が外れれば完了です。
注意: 適格簡易請求書(簡易インボイス)を交付できるのは、小売業・飲食店業・タクシー業など不特定多数の相手と取引する事業に限られます。該当するかは税理士または税務署に確認してください。
うまくいかないときは
- 「領収書」のボタンが出ない — 請求書の状態が「入金済」のときだけ出ます。行の状態を「入金済」に変えてから押します(入金管理 — ステータスを変えて入金済みにする)。
- 発行済みで編集できない — 発行済みの帳票が編集できない場合 を確認します。
- 「番号重複」と表示される — 「番号重複」と表示される場合 を確認します。
よくある質問
- 領収書に源泉徴収や分割払いの欄はありますか? — ありません。源泉徴収・お支払いスケジュール・振込先は、受領済みの証憑である領収書には表示しません。
- 領収書にも登録番号は要りますか? — インボイス(適格請求書)として交付するなら、発行元の「登録番号(T+13桁)」が必要です。セルフチェックの読みかたは インボイス制度への対応の考え方 を参照してください。
- 元の請求書とのつながりは残りますか? — 残ります。領収書は元の請求書から変換した記録を持ち、番号は領収書用の連番で新しく採番されます。
次に読む
- 入金管理 — ステータスを変えて入金済みにする — 領収書を作る前の入金確認。
- インボイス制度への対応の考え方 — セルフチェックと登録番号。
- 印刷と PDF — 用紙・色・複数ページを整えて出力する — 領収書を印刷して渡す。