源泉徴収の設定と計算 — 報酬から差し引く所得税
最終更新日: 2026-07-08
デザイン料・原稿料・講演料など、個人(個人事業主)への報酬を請求するときは、支払う側が所得税を差し引いて納める「源泉徴収」が必要になることがあります。スイスイ請求では、編集画面でオンにするだけで税額を自動計算します。
1. どんなときに必要か
源泉徴収の対象になるのは、原稿料・デザイン料・講演料・一定の士業報酬など、法律で定められた報酬です。あなたが対象かどうか迷うときは、税理士または税務署にご確認ください。この記事は一般的な計算方法の説明で、個別の判断を示すものではありません。
2. 編集画面でオンにする
編集画面の「源泉徴収」で「源泉徴収を適用する」(図の①)にチェックを入れます。対象額(税抜)と税率が表示され、源泉徴収税額と差引お支払額が自動で計算され、紙面(図の②)にも反映されます。

図1: ①「源泉徴収を適用する」をオンにすると、②紙面のご請求金額が差引後の金額になります。源泉徴収税額と差引お支払額も明記されます。
3. 計算のしくみ
税額は、支払金額100万円までは 10.21%、100万円を超える部分は 20.42% で計算し、円未満は切り捨てます。源泉は税抜の報酬額を基準に計算し、消費税は対象外です。例えば税抜20万円の報酬なら、源泉徴収税額は 200,000 × 10.21% = 20,420円です。請求は税込220,000円なので、そこから20,420円を差し引いた 199,580円が差引お支払額(取引先が実際に振り込む金額)になります。計算はアプリの計算エンジンが行うため正確です。
4. 紙面での見え方
紙面には「源泉徴収税額 −◯◯円」と「差引お支払額」が表示され、取引先が振り込む金額がひと目で分かります。
つまずいたら
- 源泉の対象かどうか分からない — 報酬の種類で決まります。税理士・税務署にご確認ください。
- 消費税にも源泉がかかる? — 源泉徴収の対象は税抜の報酬額です(消費税は対象外)。本アプリはこの区分で計算します。
- 金額が合わない — 税率ごとに端数処理をするため、手計算と数円ずれることがあります。国税庁ルールに沿った計算です。