受け取った請求書の取込〜支払まで(スイスイ請求管理)
最終更新日: 2026-07-08

スイスイ請求管理は「請求書を受け取る側」のためのアプリ面です。受け取った請求書を電子帳簿保存法(電子取引データの保存を義務づける法律。以下、電帳法)に沿って保存し、支払期日の管理から振込データの作成までを1か所で行えます。データはすべてお使いの端末内に保存され、登録は不要です。
1. スイスイ請求管理に切り替える
画面左上のタイトル「スイスイ請求」(図の①)を押すと切り替えメニューが開きます。「スイスイ請求管理」(図の②)を選ぶと、受領側のメニューに変わります。

図1: ①左上のタイトル → ②「スイスイ請求管理」で切り替えます。発行側のデータと混ざることはありません。
2. 請求書を取り込む
左メニューの「請求書を取り込む」を開きます。受け取った請求書のPDFや画像(PNG/JPEG)を、ドロップ欄(図の①)にまとめてドラッグ&ドロップしてください。同じファイルの二重取込は自動でブロックされます。

図2: ①ファイルはここへドロップ。紙の請求書は②「手入力で登録」からファイルなしでも登録できます。
紙で受け取った請求書は、②「手入力で登録(紙の請求書など)」に取引先名・取引年月日・金額を入れて「登録する」を押せば、ファイルがなくても支払管理と検索の対象にできます(原本ファイルは後から詳細画面で添付できます)。
スキャンした請求書が1つのPDFにまとまっている場合は、「PDFを分割して取り込む」でページ範囲ごとに別々の書類として登録できます。
取り込んだ原本からは、AIで取引先・取引年月日・金額を読み取って入力欄に反映することもできます。読み取りには同意のチェックが必要で、読み取った値と現在の値の違いを確認してから反映する設計です(原本ファイルはサーバに保存されません)。読み取り結果は必ずご自身で確認してください。
3. 内容を確認して保存する(電子帳簿保存法)
取り込んだ書類の詳細画面で、「取引情報」(図の①)に電帳法の検索要件である取引先名・取引年月日・金額を入力し、「保存」を押します。

図3: ①取引情報(取引先名・取引年月日・金額)が電帳法の検索キーになります。右には原本ファイルと訂正履歴。
一覧ではこの3要件+状態・種別で検索でき、税務調査時に提出できる索引簿CSVや、原本ファイル一式+索引簿をまとめたZIPも出力できます(税理士への受け渡しに便利です)。取引先・取引年月日・金額のいずれかが未入力の書類だけを見たいときは、「入力もれのみ」で絞り込めます。関連する書類(見積と請求など)は手動で紐づけておくと、あとからまとめて確認できます。
一度保存した取引先名・取引年月日・金額を変更するときは訂正理由の入力が必須で、変更前後の値が訂正履歴(編集・削除不可)に記録されます。誤って登録した書類は「破棄」にすると閲覧のみになり、証跡が保たれます。
紙の書類を撮影・スキャンして保存する場合、画像が200dpi相当(A4で約387万画素)に満たないと警告が表示されます。警告が出たときは原本の紙を保管するか、高解像度で撮り直してください。
4. 支払期日を管理し、振込データを作る
左メニューの「支払管理」を開くと、未払いの書類が支払期日順に並びます(図の①)。期限を過ぎたものは赤く表示されるので、払い忘れに気づけます。

図4: ①期日順の支払ボード(超過は赤)。振込したい書類を選んで②「振込データ(FB)を作成」。
振込したい書類にチェックを入れて②「振込データ(FB)を作成」を押すと、全銀フォーマット(銀行間で共通の総合振込ファイル形式)のファイルをダウンロードできます。ネットバンキングの総合振込アップロードにそのまま使えます。同一支払先への振込は1本にまとまり、手数料先方負担の差引にも対応しています。
支払が済んだら「支払済にする」を押します。支払済みの書類からは支払仕訳CSV、一覧からは計上仕訳CSVを出力でき、会計ソフトへの取り込みに使えます。
なお、支払先マスタに締め日と支払サイト(例: 月末締め翌月末払い)を登録しておくと、書類の保存時に支払期日が自動計算されます。
よくある質問
- 発行側のデータと混ざりませんか? — 混ざりません。受領した書類は発行帳票とは別に保存され、メニューも切り替わります。
- タイムスタンプは付きますか? — 付きません。端末内保存のため、税務運用では「訂正削除の防止に関する事務処理規程」の備付けとの併用をおすすめします。
- バックアップは? — 設定の「バックアップ」に受領書類・支払先マスタも含まれます。詳しくはデータの保存場所・バックアップ・複数端末をご覧ください。
次に読む
- インボイス制度・電子帳簿保存法への対応 — 発行側の制度対応もあわせて確認。
- 入金管理 — 発行した請求書の入金側の管理。
- 索引簿CSV・原本ZIP・支出レポート — 受領側の書き出しをまとめて。