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支払先マスタと期日の自動計算 — 締め日・支払サイトを覚えさせる

最終更新日: 2026-07-14

スイスイ請求管理(受領側)では、支払先(仕入先・外注先)をマスタに登録しておくと、受け取った請求書に支払期日が自動で入り、振込データ(FB)や仕訳CSVの生成にも使われます。この記事では支払先の登録と、期日の自動計算の仕組みを案内します。

1. 支払先を登録する

左上のアプリ切替で「スイスイ請求管理」に切り替え、左メニューの「支払先マスタ」を開きます。「支払先を追加」を押して、支払先名を入力してください。

支払先マスタの編集カード。登録番号に①、締め日・支払月・支払日に②、振込先口座に③の印

図1: ①登録番号は請求書との自動ひも付けのキー。②締め日・支払月・支払日で期日を自動算出。③振込先口座は振込データ(FB)に使われます。

「登録番号」(図の①)には、その支払先のインボイス登録番号(T+13桁)を入れます。受け取った請求書とのひも付けは登録番号での一致が最優先なので、入れておくと社名の表記ゆれ(「(株)」と「株式会社」など)があっても確実にマッチします。

2. 締め日・支払サイトを設定する

「締め日」「支払月」「支払日」(図の②)で、その支払先との取引条件を設定します(31=月末)。

  • 例:「月末締め翌月末払い」→ 締め日 31・支払月 翌月・支払日 31
  • 例:「20日締め翌月10日払い」→ 締め日 20・支払月 翌月・支払日 10

取引日が締め日を過ぎている場合は翌サイクル扱いになります。月末の日数(28〜31日)やうるう年も自動で処理されます。

3. 期日が自動で入るのを確認する

支払先を保存した後、その支払先からの請求書を取り込むと、書類の詳細画面で保存したタイミング(「支払予定にする」などの状態変更を含む)で、支払期日が自動算出されて入ります(図の①)。

受領書類の詳細画面。自動算出された支払期日に①の印

図2: 取引年月日 2026/07/05・月末締め翌月末払いの支払先なら、①支払期日に 2026/08/31 が自動で入ります。

登録番号や支払方法が書類側で空欄の場合も、マスタの値が自動で補われます。すでに期日が入力されている書類は上書きされません。

4. インボイス課税区分と経過措置の目安

支払先ごとに「インボイス課税区分」をご自身の帳簿記録として残せます。「課税事業者として記録」「免税事業者として記録」のどちらかを選んでください(未記録のままでも構いません)。

「免税・未登録」と記録した支払先から受け取った書類には、詳細画面に経過措置の控除見込みの目安が表示されます。免税事業者からの仕入れはインボイスの仕入税額控除が原則使えませんが、取引日に応じた割合(2026年9月までは80%、以後は段階的に縮小)を控除できる経過措置があり、その概算を確認できます。

  • 割合は書類の取引年月日を基準に自動で切り替わります。
  • 概算は標準税率10%のみで計算した目安です。軽減税率(8%)の仕入れや、同一取引先からの仕入れが年1億円(税込)を超える部分の適用上限は考慮していません。正確な税額は税理士・会計ソフトでご確認ください。

5. 振込先口座と勘定科目

「振込先口座(FBデータ用)」(図の③)に銀行コード・支店コード・口座番号・受取人名(カナ)を登録しておくと、支払管理ページでネットバンキングにそのままアップロードできる総合振込データ(FB)を作れます。振込手数料を「先方負担(差引)」にすると、振込額から手数料が差し引かれます。

「勘定科目」(仕入高・外注費など)を入れておくと、計上仕訳CSVの借方科目に使われます。

つまずいたら(よくある質問)

  • 期日が自動で入らない — ①支払先の「支払日」が未設定、②書類の取引先名がマスタの支払先名と一致しない(登録番号を入れると確実です)、③書類にすでに期日が入っている、のいずれかです。
  • 支払先はどこからでも登録できる? — 受領書類の詳細画面の「支払先マスタに登録」からも、その書類の内容を引き継いで作成できます。
  • 発行側の「取引先マスタ」とは別? — 別です。取引先マスタは請求書を出す相手(売り先)、支払先マスタは請求書を受け取る相手(買い先)を管理します。

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